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『養護施設を追われた子ども~ナオの物語~』レビュー こんな親がいるなんて!

マンガ『養護施設を追われた子ども~ナオの物語~』(著:榎本由美・小学館)
オススメ度:★★☆

あらすじ:お前は汚い!お父さんとあんなことして!!お前は汚れものだ。一生治らない!!実の父親から、おぞましい性的虐待を受け母親から罵倒され続ける。そんな悪夢の毎日が頭を掠めるとき8歳の少女は息ができなくなる。由志摩家に引き取られた当初は夜も眠れず過呼吸の発作に苦しむナオだったが里親家庭で、初めて人の愛情に触れクラスの友達と心を通わせることを知る。やっと訪れた人間的な日々。ところが、そんな平穏をぶち壊すかのように悪魔のような父が、ナオの前に姿を現す…

母性がない母親は現実に存在する

虐待をテーマにしたフィクションのお話です。
ですが実際こんな親は実在しているんだと思います。

自分の子供だから、親のもの。好きなように扱って何が悪い!

言い訳ないだろ!!

そう思う当たり前の感覚すら持ち合わせてないのが
一番怖くてゾッとしますね。

よく虐待は連鎖すると言われますが
この漫画の父親はまさに連鎖そのものです。

実の両親から、はたまたその両親もその両親から
同じことをされて育ってきて
常識的な感覚が身に付くわけないですよね。

そして異常な感覚を持ち合わせている父親と結婚した母親は
そのストレスを子供に向けてしまいます。

かわいそう。

本来守ってもらえるはずの母親からさえ
守ってもらいない主人公ナオちゃん。。。。

愛情深い里親さんの愛に救われる

常識がない大人から子供を守るのも、また大人です。

どんなに辛い虐待を経験しても
愛溢れる大人に接して守ってもらえると
子供は人生をやり直せるのかもしれません。

でもそこまで辿り着くのには
並大抵のことではないのかもしれないけど。。。。

ナオちゃんは素敵な里親さんに恵まれます

虐待は紙一重ではないのかもしれない

テレビでよく虐待のことを見ます。

環境、ストレス、金銭面、いろんなことが重なると
誰にだって自分の子供を虐待してしまうリスクがあると思っていました。

でも根底にある常識がかなり違うんじゃないかと思わされます。

そして、虐待の連鎖はどこかで誰かが止めなければならない。

不幸な子供がいなくなることを願うばかりです。

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養護施設を追われた子ども~ナオの物語~