ホラー・サスペンス

『モンキーピーク』8巻レビュー 魔猿の正体が判明!

マンガ『モンキーピーク』(原作:志名坂高次・作画:粂田晃宏・日本文芸社)
オススメ度:★★☆

あらすじ:突如現れた謎の大猿により、惨劇の舞台と化した藤谷製薬の登山レクリエーション。救助のヘリを猿に落とされ、自力下山を決めた一行は、ヤギの手引きに沿いながらロープウェイ駅を目指す。その道中、追放していた氷室とやむを得ず再合流した事で、進みゆく足取りは重さを増し、激しく襲い来る雷雨が、生きる気力削り取る。満身創痍の中、ルートの難所”ツノ”を登頂した一同だが、魔猿の影はすぐ傍まで迫り来ていた…

リアルなんだけど、謎が深まりすぎてるかも…

山が舞台のサバイバルホラー漫画です。
読み始めは、会社のレクリエーションというリアルな設定、保身に回りやすい人間味、襲ってくる魔猿の謎、主人公の過去、などなど気になる点が多くてドンドン引き込まれます。

一時期はモンキーピークの事ばかり考えてた管理人です(笑)

面白いです。
ただ、もう8巻ということを考えると、謎の手を広げ過ぎのような感じがしてならない。
なかなか話が前に進んでないような。
それでもこの8巻で主要人物の裏切りがあって更なる窮地に陥れられ
(ずっと窮地だけど…汗)
そして魔猿の正体が一匹だけだけど分かります。

ここまで広げた伏線をどう回収してくるのか興味深いけど、
風呂敷を広げるだけ広げて、そのまま終わる〜ってパターンが一番怖いな。

今までの経験上、原作者と作画担当が違う場合は、どれだけ風呂敷を広げても上手く纏めてくるから、その点では少し安心してるけど。

ここからネタバレ:

謎の人物だった八木さんが、「妹の復讐のために魔猿を殺す!」って言い出して、みんなを裏切り正規の下山ルートから外れた道を案内する。
そもそも八木さんと妹の薫さんの関係性も謎なんだけど(本当は妹じゃないでしょ?)と本編中でも疑われてるし。能面みたいな感情があまりない顔が怖い。

八木さんの執念によって峰打ちで魔猿を2匹殺すことが出来たけど、
その正体は有名な学生登山家だった。
でもボスの魔猿は人間ではなくて「谷川岳に昔から言い伝えられてる魔猿…」
八木さんの死に際にそう回想されてたけど

だったら魔猿の目的は何なんだろう?
どうやって人間の登山家を仲間にしたの?

そして一番の問題は、登山に詳しい八木さん亡き後、素人メンバーだけで下山しなきゃならないって、、、奇跡でも起きないと全員ゲームオーバーしそうな雰囲気。

次巻の展開が楽しみです。

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モンキーピーク(8)